ナノフローの戻り値をテキストボックスで表示できない場合は、少し設定が必要です。Mendixでは、ページ上で直接ナノフローの戻り値をテキストボックスに表示するために、`データビュー`ウィジェットを使います。以下に、正しい方法でナノフローの戻り値を表示する手順を詳しく説明します。
### Mendixでナノフローの戻り値をページに表示する手順
#### 1. **ナノフローの準備**
1. **ナノフローを作成する**:
- Mendix Studio Proで、ナノフローを作成します。
- 必要なアクションを追加し、戻り値として表示したい文字列を`String`型の変数に保存します。
- ナノフローの「終了」アクションでその変数を戻り値として設定します。
#### 2. **ページにデータビューを追加**
1. **データビューの追加**:
- ページに`データビュー`(Data View)ウィジェットを追加します。
- データビューの「データソース」で「ナノフローをコール」を選択し、作成したナノフローを指定します。
- ナノフローの戻り値が`String`型であれば、データビューはこの値を表示できます。
2. **テキストボックスをデータビュー内に配置**:
- データビューの中に`テキスト`ウィジェット(Text Box)を追加します。
- テキストウィジェットのプロパティで、`属性`にナノフローの戻り値を表示するように設定します。
#### 3. **ナノフローの戻り値を表示**
1. **属性の選択**:
- データビューのテキストウィジェットの「属性」プロパティをクリックします。
- 「属性を選択」ウィンドウが開きますので、ナノフローで返された`String`型の属性を選択します。
2. **表示確認**:
- デザインビューで設定が正しく行われていることを確認し、ページをプレビューまたは実行します。
- ページを実行したとき、データビューがナノフローをトリガーし、戻り値がテキストとして表示されます。
### 重要な注意点
- Mendixのデータビューは、単独でナノフローの戻り値を扱うことができる唯一のウィジェットです。
- テキストボックスはデータビューの内部で使用する必要があり、データビューの外部に配置すると、ナノフローの戻り値を直接表示することはできません。
- 必ずナノフローの戻り値の型とデータビューの設定が一致していることを確認してください。
これでナノフローの戻り値がテキストウィジェットに正しく表示されるはずです。もし問題が続くようであれば
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手順: ナノフローの戻り値をページに表示
1. ナノフローの作成と戻り値の設定
1. ナノフローを作成:
• Mendix Studio Proで、新しいナノフローを作成します。
• ナノフローにJavaScriptアクションを追加し、必要な文字列を返すように設定します。
2. 変数に戻り値を保存:
• JavaScriptアクションを追加後、その戻り値をナノフロー内で変数に保存します。
• 例: StringResultという名前の変数にJavaScriptアクションの戻り値を割り当てます。
3. ナノフローの戻り値を設定:
• ナノフローの最後に変数の割り当てアクションでStringResultを設定し、ナノフローの戻り値として返すようにします。
• ナノフローの戻り値の型をStringに設定します。
2. ページにナノフローの戻り値を表示する
1. ページにボタンを追加:
• ページにボタンを追加し、ボタンのクリック時に先ほど作成したナノフローが実行されるように設定します。
• ボタンのプロパティで「ナノフローのコール」を選び、作成したナノフローを指定します。
2. テキストウィジェットの追加:
• ページにテキストウィジェット(Text Box)を追加します。
3. テキストウィジェットのデータソースを設定:
• テキストウィジェットのプロパティで、データソースを「ナノフロー」に設定します。
• 先ほど作成したナノフローをデータソースとして選択し、ナノフローの戻り値がテキストとして表示されるようにします。
4. テキストウィジェットの内容を表示:
• ページを実行すると、ボタンをクリックすることでナノフローがトリガーされ、戻り値の文字列がテキストウィジェットに表示されます。
重要なポイント
• ナノフローのデータソースを使うことで、ナノフローの戻り値を直接ページに表示することができます。
• ナノフローで返す戻り値がString型であることを確認してください。
• ページのテキストウィジェットがナノフローの戻り値を正しく受け取れるように、データソースの設定が適切であることを確認してください。
この方法を使うことで、ナノフローの結果をMendixのページに簡単に表示できます。もし設定でつまずく点があれば、さらに詳しくお手伝いします!
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1. カスタムウィジェットを作成する方法
カスタムウィジェットを使うことで、Mendixアプリケーションに独自のJavaScriptを含めることができます。この方法は複雑なインタラクションやカスタム機能を実装する場合に適しています。
手順:
1. Node.jsとMendix Widget Pluginのインストール:
• カスタムウィジェットを作成するために、Node.jsとMendixのWidget Pluginをインストールします。
• コマンドラインで以下のコマンドを実行して、Mendix Widget Pluginをインストールします:
npm install -g yo generator-mendix
2. 新しいカスタムウィジェットの作成:
• 新しいフォルダを作成し、その中で以下のコマンドを実行してウィジェットのテンプレートを生成します:
yo mendix
2.
• ウィジェットの名前、説明、データソースの設定などを入力して設定を完了します。
3. JavaScriptコードの追加:
• srcフォルダ内にあるJavaScriptファイル(通常MyWidget.js)にカスタムのJavaScriptコードを書きます。
4. ウィジェットのビルドとデプロイ:
• ウィジェットをビルドしてMendixにデプロイするには、以下のコマンドを実行します:
npm run build
4.
• ビルドが完了すると、Mendixのプロジェクトディレクトリ内のwidgetsフォルダにウィジェットが追加されます。
5. ウィジェットの使用:
• Mendix Studio Proでプロジェクトを開き、作成したカスタムウィジェットをページにドラッグ&ドロップします。
2. JavaScriptアクションを使用する方法
JavaScriptアクションは、Mendixでカスタムロジックを実装する簡単な方法です。JavaScriptアクションはナノフロー内で使用でき、シンプルなJavaScriptロジックを実行する場合に便利です。
手順:
1. JavaScriptアクションの作成:
• Mendix Studio Proで、「ナノフロー」の中に新しいJavaScriptアクションを追加します。
• 名前を入力し、必要な入力パラメータを設定します。
2. JavaScriptコードの記述:
• アクションのコードエディタにカスタムJavaScriptコードを記述します。
• 例えば、以下のように単純なコードを追加できます:
// 現在の日時を返すJavaScriptアクションの例
exports.JavaScriptAction = function() {
return new Date().toLocaleString();
};
3. アクションの使用:
• 作成したJavaScriptアクションをナノフローやマイクロフロー内で使用し、必要な場所でカスタムロジックを実行します。
3. HTML/Javascript Snippetウィジェットを使用する方法
シンプルにJavaScriptをページ内で実行する場合、HTML/JavaScript Snippetウィジェットを使用することも可能です。このウィジェットを使うと、ページ内に直接JavaScriptコードを埋め込めます。
手順:
1. ページにHTML/Javascript Snippetウィジェットを追加:
• Mendix Studio Proで、ページにHTML/Javascript Snippetウィジェットをドラッグ&ドロップします。
2. JavaScriptコードの入力:
• ウィジェットのプロパティで、JavaScriptコードを直接入力します。例えば、以下のようなコードを入れることができます:
<script>
console.log("MendixでJavaScriptを実行中!");
</script>
3. デプロイしてテスト:
• Mendixアプリケーションをデプロイし、JavaScriptコードが意図した通りに動作することを確認します。
この3つの方法のうち、目的に応じて最適なものを選んでMendixにJavaScriptを組み込んでください。どの方法が最も適しているか、用途によって異なるので必要な機能に応じて選択すると良いでしょう。
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JavaScriptアクションを使って文字列を返しページに表示する方法
1. JavaScriptアクションを作成
1. ナノフローを作成:
• Mendix Studio Proで、新しいナノフローを作成します。
• ナノフローの作成は、「ナビゲーション」タブから「新しいナノフローの作成」を選択します。
2. JavaScriptアクションを追加:
• ナノフロー内で右クリックして「JavaScriptアクションを追加」を選択します。
• JavaScriptアクションの名前を付けて、「JavaScript」のタブに移動します。
3. JavaScriptコードの記述:
• JavaScriptコードエディタで、以下のようなシンプルなJavaScriptコードを書きます。ここでは単純に文字列を返す例を示します。
// 単純なJavaScriptアクション例
exports.JavaScriptAction = function() {
return "Hello from JavaScript!";
};
4. 戻り値の設定:
• 戻り値のタイプをStringに設定します。
• 保存してJavaScriptアクションをナノフローに追加します。
2. ナノフローで返された文字列を変数に格納
1. JavaScriptアクションの結果を変数に格納:
• JavaScriptアクションの後に、変数の割り当てアクションを追加し、JavaScriptアクションの結果を変数に保存します。
3. ページに結果を表示する
1. ナノフローをトリガーするボタンやアクションを作成:
• ページに戻り、ボタンを追加して、クリック時に作成したナノフローがトリガーされるように設定します。
2. 表示用のテキストボックスを追加:
• Mendixページにテキストボックスを追加し、そのデータソースとして先ほどのナノフローで設定した変数を使用します。
3. ページにナノフローの結果を表示:
• ナノフローが実行されると、JavaScriptアクションで生成された文字列がテキストボックスに表示されるようになります。
まとめ
この方法では、JavaScriptアクションを使って直接Mendix内でJavaScriptコードを実行し、文字列を返すことができます。そして、その結果をページ上に表示するためのシンプルなワークフローを作成することができます。この手法はダウンロードや複雑な設定をせずに、JavaScriptの結果を表示したい場合にとても便利です。